「ホームページを作ったのに、店名で検索しても出てこない」

ご相談でよく聞く言葉です。ただ、実際に検索してみると、出てこないのではなく別のものが先に出ていることがほとんどです。地図と、その中のお店の情報。Googleビジネスプロフィールと呼ばれるものです。

この記事では、地域のお店にとってなぜこれが重要なのか、そしてホームページ制作と同時に整えると効果が出やすい理由を説明します。

地域のお店は「地図」から見つかっている

「交野市 整体」「寝屋川 焼肉」のように、地名を含む検索をすると、検索結果の上のほうに地図と3件ほどのお店が並びます。ここに載るかどうかは、ホームページのSEOとは別の仕組みで決まっています。

そしてスマホで探している人ほど、この地図の枠から先に進みます。営業時間、電話番号、道順、写真、口コミ。知りたいことがその場で揃うからです。

つまり、ホームページを持っていても、この枠の情報が空っぽだったり間違っていたりすると、そこで比較に負けます。ホームページに辿り着く前の話です。

最低限やっておきたいこと

難しい施策は必要ありません。埋まっていない欄を埋めるだけで、多くのお店は状態が良くなります。

基本情報を、空欄なく埋め切る

  • 正式な店名(検索されやすさを狙って余計な語を足さない)
  • 住所と、地図上のピンの位置(ずれていることが意外に多いので実際に確認してください)
  • 電話番号
  • ホームページのURL
  • 業種カテゴリ(複数設定できるので、実態に合うものを追加する)
  • 支払い方法、駐車場の有無、予約の要否などの設備情報

「埋められる欄はすべて埋める」で構いません。 見る人にとっては、書いていない=分からない、です。

写真を入れる

ここが一番差が出ます。外観、内観、メニューや商品、スタッフの雰囲気。

スマホで撮った写真でも、ないよりは圧倒的に良いです。ただし、ホームページ用にプロ撮影をするなら、その写真をそのままここにも使えます。 1回の撮影を複数の場所で使い回せる、という話は写真を変えるだけで集客は変わる?に詳しく書いています。

営業時間を、正しく保つ

意外と見落とされるのが、祝日や臨時休業の設定です。「開いていると思って行ったら閉まっていた」は、口コミの評価を直接下げます。

年末年始やお盆の営業時間は、事前に設定しておけます。ここを更新する習慣があるかどうかで、印象がかなり変わります。

口コミに返信する

内容の良し悪しにかかわらず、返信があるお店は「ちゃんと見ている」と伝わります。

厳しい口コミへの返信は、書いた人に向けてというより、それを読む次のお客様に向けて書くと考えると筆が進みます。感情的な反論はしない、事実に誤りがあれば静かに訂正する、改善したなら書く。これで十分です。

ホームページと一緒にやると効く理由

情報の食い違いがなくなる

営業時間、電話番号、定休日。ホームページと地図で違う情報が載っているお店は、実はかなりあります。どちらが正しいか分からない状態は、そのまま不信につながります。

同時に整えると、この食い違いを潰せます。

写真を使い回せる

撮影は1回で済みます。ホームページ、地図、SNS。同じ素材を使えば、見た目のトーンも揃います。バラバラの写真が並ぶより、統一されているほうが「きちんとしたお店」に見えます。

予約の入り口を1本にできる

地図から来た人も、ホームページから来た人も、同じ予約導線に着地させる。ここが分かれていると、どこから何件来たのか分からなくなります。公式LINEに一本化する考え方は「電話に出られない時間」の取りこぼしをなくすで説明しています。

やりがちな失敗

  • 店名にキーワードを詰め込む:「〇〇整体|交野市No.1の腰痛専門」のような店名は、ガイドライン違反にあたる場合があります。実際の店名を使ってください
  • 口コミを依頼する形が不自然になる:見返りと引き換えの依頼はトラブルの元です。会計時に自然に案内する程度に留めるのが安全です
  • 作って放置する:情報が古いままだと、逆効果になることがあります
  • 写真が1枚だけ:外観だけ、という状態はもったいないです。中の様子が分かるほうが来店の判断がしやすくなります

まとめ

地域のお店にとって、Googleビジネスプロフィールは「ホームページの前に見られる場所」です。

  • 埋められる欄はすべて埋める
  • 写真を入れる(撮影するならHP用と同じ素材でよい
  • 営業時間を正しく保つ
  • 口コミには、次のお客様に向けて返信する

当店では、HP制作に「Googleマップ整備」を含めています(料金セクションの「HP制作に含まれるもの」をご覧ください)。ホームページと地図の情報を揃えるところまでを、まとめてお引き受けしています。

ご相談はLINEから、「HPやAIの相談です」の一言で大丈夫です。